紋別シンポ・ガリンコ号調査

管理人の平井です。2月後半に2回、北海道紋別に行ってきました。一回目はシンポジウム、2回目はガリンコ号の海氷調査です。ガリンコ号調査は4年ぶり2回目。4年前は沖の方に海氷があったのですが、今回は港の周りも氷がびっしり。ガリンコ号でもなかな沖の方にいけないものの海氷下の動物プランクトンは何とか採集できました。ネットに氷が入らないようにするのがなかなか大変で、熱帯や亜熱帯をフィールドとすることが多かった身として不思議な感じです。モニタリングが行われるオホーツクタワーでは氷がびっしりでネットが降ろせなかったものの、翌日には氷も後退してすっかり消えてダイナミックな環境の変化もみれました。シンポジウムでは4年前の調査の海氷下の動物プランクトン相について発表しましたが、今回の調査の結果も加えて成果をまとめればと考えてます。今回も紋別市、オホーツクタワーの方々には大変お世話になりました。



オホーツクタワー周辺までまでびっしりの海氷。ここまで氷があるとネットも投入できません。



ガリンコ号でのノルパックネット採集。氷が入らないように注意しながら採集します。



海氷の中を進むガリンコ号II


2024年03月05日