東部インド洋シンポジウム

7/6-7/7に大気海洋研で行われたシンポジウム「東部インド洋における海洋物理・生物地球化学・生態系の統合的理解」に参加しました。

 

https://www.aori.u-tokyo.ac.jp/aori_news/meeting/2023/20230706.html

 

2018年に行われた白鳳丸のKH-18-6次航海の結果を中心に東部インド洋で得られた成果を紹介し、来年度予定されているインド洋航海に活かすことを目的としています。また、オンラインでインドネシアの研究者も参加し、今後の共同研究や航海計画についても話合いました。浮遊生物グループからは平井とZhouが発表し、生物系の話題提供を行いました。

 

Junya Hirai (AORI, U. Tokyo) “Zooplankton diversity in the eastern Indian Ocean based on molecular Approaches”

 

Fanyu ZHOU (AORI, U. Tokyo) “Feeding ecology of three species of euphausiids in the eastern Indian Ocean inferred from 18S V9 metabarcoding”

 

東部インド洋はこれまでプランクトンの研究が少ないですが、我々がフィールドとする太平洋とも海水や生物の交流もあり、多様性研究においては重要な海域となります。今回、物理から生物の様々な話題を聞くことが出来、来年の航海についても具体的なイメージが出来てきました。白鳳丸のインド洋航海はコロナの影響もあり先延ばしになっていましたが、来年度の夏に予定されています。今後の展開も楽しみです。

 

2023年07月08日