白鳳丸KH-22-5次航海

3月6~17日の白鳳丸習熟航海(KH-22-5)が無事に終了しました。冬の黒潮域とのことで海況が心配されましたが、幸運なことに天候に恵まれ測器の試験、多くのサンプル採集をこなすことができました。浮遊生物分野は主にネット班としてプランクトン、マイクロネクトン、またマイクロプラスチックの採集を行いました。慣熟航海のため、ニューストンネット、ノルパックネット、VMPS6000D、マルチネット、ORIネット、MOHTと多くの測機も使用することに。準備や片づけも大変ですが、特に今回初乗船となったM1の菅さん、玉蟲さんはいい経験になったかと思います。帰ってからの解析が大変なのが生物観測ですが、来年の修士論文にも役立ついい試料が得られたと思います。また、今回は白鳳丸としては珍しく生態系動態部門(微生物・底生生物・浮遊生物)を中心に学内メンバーが多く占める航海でした。コロナの影響で普段はなかなか交流が難しいのですが、お互いどんな研究をしているのか、どんな観測が必要なのかもわかり実りの多い航海でした。





調査海域。天候に恵まれ多くの測点で観測ができました。



ネット班。初乗船のM1玉蟲さん、菅さんも頑張りました。

ニューストンネットのサンプルには軽石や一部で話題のサギフエ仔魚も




集合写真




採集の様子は遺伝子変動分野の吉澤さんが撮影し、Youtubeにもアップしてくれています!

 

https://youtu.be/DYq_bVBE6mU

 

 

2022年03月18日