研究概要

==深層と表層の生態系はどうかかわっているか?==

 海洋の表層から深層におよぶ生物群の分布を明らかにし、生物量・生産量を測定する。また胃の内容物調査、生物の体に含まれる安定同位体比、餌生物を同定するための免疫学的方法などを用い、これらの生物が何を食べ、何に食べられているか、さらに炭素・窒素等生元素の循環にどのように関わっているかを明らかにする。

==プランクトンにはなぜこんなに多くの種がいるのか?==

 多種多様の生物によって成り立つ海洋生態系のしくみを知るためには、種の分類についての知識が欠かせない。当分野では分子生物学的手法も用いながら、プランクトンやマイクロネクトンの種の記載と分類体系の見直しを行っている。

==それぞれの種はどのような生活をしているのか?==

 海洋生態系のかなめとなるプランクトン、マイクロネクトンの重要種について分布、生活史、食性や個体群動態を調べ、これらの種が生態系や物質循環に果たす役割を明らかにする。

==プランクトンはどんな器官をもっているのか?==

 走査型および透過型電子顕微鏡によりプランクトン・マイクロネクトンの感覚器官、摂餌器官などの超微細構造を観察し、摂食や生殖行動等における役割を解析する。

==地球環境と海洋生物生産==

 プランクトンは二酸化炭素など物質の健全な循環、海洋の恒常性の維持、食料供給を見えないところで行っている生物である。研究室では海洋での鉄散布実験など、地球規模の視野で研究を行っている。

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